口腔外科
さまざまなお口のトラブルに対応できる口腔外科
歯や歯ぐきだけでなく、舌や唇、お顔まわりの筋肉など、あらゆる口腔内外のトラブルを対象とした口腔外科に対応しています。歯牙移植や歯の破折、親知らずの抜歯などにも対応できます。お口まわりに何か問題がありどこへ相談すればいいのかお困りでしたら、まずは当院へご相談ください。
歯牙移植
自分のお口の中にある、親知らずや過剰歯などを移植する治療法です。歯の周囲を覆う「歯根膜」という組織も一緒に移植することができるためなじみがよく、人工歯とは異なる自然な咬み心地を取り戻せます。
歯牙移植による治療
移植する歯やお口の状態によって、歯牙移植が可能かどうかという判断がなされます。なかでも歯根膜の状態は重要で、短時間に適切な手順で移植が行えれば、成功率は高くなりますが、特に40代以下の若い方の場合は成功率が高まるという傾向にあります。
歯牙移植の条件
- 親知らずや過剰歯、転位歯など、咬み合わせに影響していない健康な歯がある
- 移植される歯の形が単純である
- 移植される歯が抜きたてで、新鮮である
- 歯周病などがなく、口腔内のすべての歯が健康な状態である
- 移植先の顎の骨に十分な厚みがある
- 抜歯した穴があると有利
外傷(打撲、脱臼、破折)
不幸にも転倒などの事故で歯をぶつけてしまうことによって、歯が割れてしまったり、歯がぐらぐらしたり抜けてしまう場合があります。
当院ではできるだけ早期に対応させていただきますので、歯を元の状態に戻せるように努力いたします。歯の修復、整復、神経の保存処置などを行いますので、出来るだけお早めにご連絡ください。
親知らずの抜歯
最新の歯科用CTによる正確な診断の元、下顎の神経に近い親知らずの抜歯や根だけが深く残ってしまった抜歯を行います。
状況によっては、苫小牧市立病院と連携を取って抜歯を行います。
顎関節症(あごの痛み、開口障害)
あごの痛みの原因としては、あごの関節部分の痛み以外にあごの筋肉や噛み合わせが原因の場合もあります。あごの痛みや開口障害でお悩みの方はぜひご相談ください。